2016年04月01日

第159回 4月のメッセージ「死に打ち勝たせるもの」



ある日コンビニでケーキコーナーを見ていると「イースタープリン」とラベルが貼ってあり、ケースの中には目玉焼きのようなものがのっているのです。後で食べてみて分かったのですが、目玉焼きではなくカスタードクリームで作られていて、とても美味しかったのですが、どうしてイースターとわざわざ名づけられているのかというと、イースターは死に打ち勝つ新しい命が始まったキリストの復活を記念しており、卵は正に命の象徴だからでしょう。 

さて人生で最大の不安と恐れは何と言っても死ぬという事だろうと思います。「吾輩は猫である」という小説で有名な明治の文豪夏目漱石は48歳のとき娘さんを失っているのですが、日記にこう書いています。
「昨日は通夜、今日は葬式、するとすれば明日骨上げ…多忙である。しかし全ての努力をしたのちで考えると全てが無益の努力である。死を生に変えるのでなければ全ては無益である。こんな遺恨な事はない」

名のある小説家という肩書ではなくひとりの父親としての心境がこちらにも切々と伝わってきて多くの人が共感する心境だと思うのです。死は全ての希望をなくさせるものです。しかしここに素晴らしい希望を語る一冊の本があります。聖書です。聖書を見るとこの「死を生に変える努力」を見事に実現したイエス・キリストという方を語っています。キリストはこう語っておられます。
「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです」(ヨハネ11:25)

私は牧師としてこの40年の間多くの方の臨終に立ち会ってきましたが、死の時に永遠の命への希望を持っているかどうかは、実に大きな違いをもたらします。あなたも教会に行かれて「死に打ち勝たせるもの」を是非お知りくださり、平安な人生を得て頂きたいとお勧めいたします。

牧師 中西正夫

posted by kbcc-monthly at 00:00| 今月のメッセージ