2016年07月01日

第162回 7月のメッセージ ゴールデンルール


私は最近、「人を健康で幸せにしてくれるものは何か?」という内容の番組を観ました。多くの人は「あなたの最も大切な生きる目的は?」と尋ねられると、「富を蓄えること」と答え、若い世代の子たちは「有名になること」と答えるそうです。


現在、ハーバード大学では史上最長の研究が行われています。それは75年間、700人超の男性を追跡し、仕事や家庭生活、健康などを記録し、幸福になる秘訣と健康の維持に何が必要かを研究するというものです。調査対象には、かつてのエリート学生や、貧困家庭で育った少年たちが含まれ、医師や弁護士になった人、様々な病気にかかった人もいます。


この75年間の、何万ページに及ぶデータからはっきり分かったことは、人を健康で幸福にするのは富や名声や、仕事ではないということです。それは、周囲の人々と良い関係を築くこと。つまり、良好な人間関係に尽きるというものでした。


ところで、良好な人間関係を築くのは何と難しいことでしょう。これは、私たち現代人がお互いに感じていることです。これがうまくいったら、どんなに毎日が楽しくなるだろうと思いますが、どうしたらいいかわからないというのが、実感ではないでしょうか。


ここで一つ、聖書の言葉を紹介します。これは、イエス・キリストが言われた言葉です。「何事でも、自分にしてもらいたいことは、他の人にもそのようにしなさい(マタイ7章12節)。」これは、人間関係を良好にしてくれる秘訣で“黄金律”とも呼ばれています。「自分だったら、どうしてほしいか」と考え、それを実行に移すということです。


あなたは家族から、どんな風に接してほしいですか。友人と関係がこじれた時、その友人からどんなことをしてほしいと期待しますか。相手の立場に立ち、考えてみるというのはとても大切です。「私だったら、○○してほしいな」ということを想像してみましょう。多くの場合、相手はあなたからの働きかけを待っています。そして、それを実行した時、好意的に受け止めてくれる場合が多いのです。


誰かのために何かする時、それはその人に喜ばれるだけでなく、あなた自身の健康と幸せにも繋がることをやっているのです。


神の恵みが、あなたにありますように。


伝道師 後藤献四郎




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