2019年04月01日

第204回 2019年4月のメッセージ「死を生に変えるもの」中西正夫牧師音声で聴く。

日本人なら誰もが知っている小説家で夏目漱石という人がいます。彼の作品で「坊ちゃん」とか「吾輩は猫である」などが有名ですね。軽妙でユーモアのある文章を書く小説家ですが、彼48歳のとき、最愛の娘さんを失っているのですが、日記にこう書いています。

「昨日は通夜、今日は葬式、するとすれば明日骨上げ…多忙である。しかし全ての努力をしたのちで考えると全てが無益の努力である。死を生に変えるのでなければ全ては無益である。こんな遺恨な事はない」


名のある小説家という肩書ではなくひとりの父親としての悲しみと虚しさがこちらにも切々と伝わってきて多くの人が共感すると思うのです。死は人生最大の悲しみであり絶望です。


しかし聖書を見ると夏目漱石が嘆いた「死を生に変えるもの」を見事に実現したイエス・キリストという方の言葉に出会います。こう語っておられます


「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです」(ヨハネ11:25)


驚くべき言葉ですが、キリストは正にご自身で死を打ち破り復活されたお方です。そんなこと信じられない!と思うのも無理はありません。当時のキリストの弟子達さえ信じられなかったのです。しかしその彼らがキリストの復活に出会い、その体に触れ、今度は人が変わったように確信をもってキリストの十字架と復活を宣べ伝え、殉教していくまでになるのです。これが巧みな話として作り上げられた偽りなら、とっくの昔にキリスト教は葬り去られていた事でしょうキリストこそ死を生に変える事ができる力と権威をお持ちのお方なのです。


私は牧師としてこの40年の間多くの方の臨終に立ち会ってきましたが、死の時に永遠の命への希望を持っているかどうかは、実に大きな違いをもたらします。あなたも教会に行かれてに打ち勝たせるもの」を是非お知りくださり、平安な人生を得て頂きたいとお勧めいたします。

牧師 中西正夫

posted by kbcc-monthly at 00:00| Comment(0) | 今月のメッセージ