2018年04月04日

192回 2018年4月のメッセージ「日々新たに」音声で聴く。

もし今「若返りの秘薬」なるものが発明されれば、きっとノーベル賞まちがいなしでしょう。それほど高齢化社会が進む中で、「若さ」は人が渇望するものです。でも若さとは何でしょう?聖書を見るとその答えを見出します。    

「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい、私たちの外なる人(体)は衰えても、内なる人は日々新たにされています」(Uコリント4:16)

若さのある人とは、「日々、心が新たにされている人」ということができるでしょう。


私の教会にSさんという老婦人がおられました。Sさんは5人の子供さんを彼女ひとりで立派に社会人として送り出し、親としての大変な仕事を果たされたというのに、今度は、ご近所の方々を招き、神様の愛を伝えたいと家庭集会を開かれました。Sさんの明るい人柄で多くの方が来られていましたが、楽しみは集会の後の「おにぎり」のもてなし。その味の良さは格別でした。そんなSさんでしたが、ある日、脳梗塞が彼女を襲いました。3カ月の入院で言語障害と右半身不随というハンディが残りました。もう76才でしたから、教会生活もここまでかと思いきや、懸命にリハビリに励み、乳母車を自分で押して3,40分をかけて礼拝に誰よりも早く来るという頑張り様でした礼拝で何よりも聖書のメッセージを聞くのを喜びとしながら輝く顔が印象的でした。皆そのファイトには恐れ入りました。それだけではなく、今度は老人会に入って「杖」を持っている人への伝道が「私の使命」とばかりに励まれました。障害に負ける人も多くいる中で、Sさんのチャレンジは時に感動的でした。そのSさんも84才で地上の生涯を見事に果たされて天に帰られました「帰り」間際に私に言われました。「先生、私ももうお召の日も近いと思います。今までお世話になりました、先に行っています。先生もあとから来てくださいよ」と

牧師 中 西 正 夫


posted by kbcc-monthly at 11:00| Comment(0) | 今月のメッセージ
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