2019年06月01日

第206回 2019年6月のメッセージ「最善と最高」中西正夫牧師音声で聴く。

「最善と最高」

 (19/6)


「明日を思い煩うな」とはキリストが二千年前に語られた言葉ですが、まるで現代に生きる人々の不安と心配を知り抜いておられるような言葉です。

もちろん誰も好きこのんで心配などしません。しかし心配せざるを得ない状況がそこにあるわけですね。


「明日を思い煩うな」と言われたキリストですが、そこにはこう付け足して言われたのです。「空の鳥を見るがよい。彼らは働きも種まきもしない。しかし神は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりはるかに優れた者ではないか。神はあなたがたにそれ以上良くして下さらない筈はない」と。この「良く」という意味は「最善」という意味なんですね。それを聞くとある方は「この環境で、このハンディで何が最善なのか」と不信感を持たれるかもしれません。しかし知っていただきたいのは、神が私達を導かれる人生は「最善」であって「最高」ではないのです。


聖書にでてくる苦難を受けた人物にヨセフやヨブが出てきます。彼らは身に覚えのない苦しみを受け、苦難の人生を長い間過ごすのですが、やがてその苦難を忘れることのできるような幸せな人生に導かれ、受けた苦難が役に立ち、人格の成熟に導かれるのです。それを思えば、確かに苦難を受けていたその時の人生は「最高」ではなかったでしょうが、後の幸せを考えると、やはりあの時は「最善」であったと思わされるのです。


「神はすべてのこと働かせて益としてくださることを私達は知っている」

(ローマ8:28)


今、厳しい状況の中にある方もおられるでしょう。ぜひあなたを造りあなたを愛し、あなたを最善に導かれる神を信じてお進みになりますようにお祈りしております。

牧師 中 西 正 夫

posted by kbcc-monthly at 10:42| Comment(0) | 今月のメッセージ
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